次男出産レポ3【タクシーの中で】

アプリで呼んだタクシーが到着した時、

ちょうど夫も自宅に到着

(間に合って本当によかったです)



コロナ対策の為、立ち合いはできないので

私ひとりでタクシーに乗り込もうかと思いましたが

心配した夫は、助産院の前まで送るからと

長男と一緒にタクシーに乗り込みました。



その時私は

四つん這いの体勢でしか

痛みに耐えられませんでした。



間隔は計っていないけれど

痛みの感覚は短くて

きっともうすぐ産まれてしまうと

直観的に感じて

すごく不安でした。



いきんだらダメ、

いきんだらダメ、



ただ、それだけを考えて

痛みに耐えていたのですが

痛みと一緒に何かが降りてくるような感覚・・・

そして何かが出てきた感覚が・・・



「出ちゃったかもしれない・・・」

と夫に声をかけます。

慌てた夫は助産院へ連絡をしてくれました。



体感的に、すごく長い時間が

経っているような気がしていて

もうすぐ助産院へ着くかと思っていたら

まだ半分も進んでいない。



間に合わないかもしれない・・・

どうしよう・・・



赤ちゃんの頭が出てきてしまったような感覚はあるものの

自分では確認できないし

ズボンを履いているので

夫も状況がよくわかりません。



不安と痛みに耐えて

やっと助産院に到着。



タクシーのドアが開くと同時に

助産師さんの声が聞こえ

すぐにタクシーのところに駆けつけてくれました。



“あれをもってきて!”

“タオルも持ってきて”

背中のほうで、助産師さんが

焦り気味で大きな声をだしています。



でも、

“大丈夫、ここで産むからね”

と声をかけてくれて

とても安心できたのを覚えています。



そこから、次男が産まれるまでは

あっという間でした。



でも、産まれてすぐタオルでくるまれた次男は

産声をあげていませんでした。



助産師さんがさすってくれて

やっと泣いてくれました。



タクシーの運転手さんも

「泣いた!よかった!」と拍手をしてくだり

その場にいた全員の緊張が解け

ほっとした空気に変わりました。



長男と夫は

タクシーを降りて

助産院の前の道路脇で

次男誕生を見届けてくれました。



後で助産師さんに聞いた話ですが、

陣痛時に四つん這いの姿勢でいたことと、

ズボンを履いていたことも

無事に出産ができた理由のひとつだったそうです。

(四つん這いの姿勢は

お腹の赤ちゃんにとって

苦しくない姿勢だったそうです。)



こんな出産になるとは

想像もしていなかったけれど

長男が出産に立ち会うことができたこと

そして、次男が無事に産まれてくれたことは

忘れられない思い出になりました。



経産婦さんの出産は

想像以上お産が早く進むこともあると

身をもって実感しました。



これから出産予定の経産婦さん、

不安だったら

早めに産院に向かってくださいね!



ママがほっとできるベビーマッサージ教室calmamato

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